卒業生の活躍

卒業生の活躍5

私は29期生の卒業生です。現在は、小田原循環器病院の急性期病棟で働いています。
急性期病棟では術後や心不全憎悪の患者さんが多くいます。心不全は繰り返してしまうことが多い疾患であり、原因の治療と並んで生活面の指導が重要となります。それ以外にも、患者を観察し状態理解するためには、疾患の理解や内服している薬剤の知識も必要です。1年目は思っていた以上に大変で、暇があれば自己学習を行いながら日々過ごしています。職場環境は多忙なこともありますが、常に明るい印象を持てる病棟だと思います。先輩方も声をかけてくれたりアドバイスしてくれたりするので、働きやすい環境で日々学んでいます。循環器疾患は難しい印象もありますが、少しづつでも頭の中で繋がり、患者さんの状態が理解できると納得できます。さらに、状態理解したうえで看護援助を行い患者さんに感謝されると楽しさや、やりがいも感じられます。
最後に、採血、点滴、吸引などひとつひとつの手技は臨床に出てから覚えることのほうが多いです。中には患者さんの人命に直結することもあります。そのため、責任をもって看護していかなければならないと日々感じています。しかし、それらのベースには学生の時に習った原理原則があり、今になって大事なことを学んでいたんだな、と思うようになりました。実習やテストで余裕を持てなくなること、イライラすること、腑に落ちないことも多々あると思います。ですが、困ったらクラスメイトや先生方を頼りながら、その時その時に自分が出来ることを精一杯頑張ってもらえたら必ず卒業できると思います。頑張ってください。

<29期生 大貫典明> 現「小田原循環器病院 3F病棟勤務 看護師」

私も29期生の卒業生です。現在は、小田原循環器病院の2階病棟で働いています。
心臓や腎臓の様々な疾患の患者さんがたくさん入院されており、入院から退院後の生活までを考えた看護をチーム協働して行っている病棟です。せっかく働くなら専門性のある病院がいいと考え、この病院に就職しました。それから、実習の雰囲気がとても良かったからです。
まだ働き始めて間もないですが、朝からわからないことばかりで、ひたすらメモばかりしています。優しい先輩看護師さんが多く「ちゃーんとやってこーい」と笑いながら言ってくれます。フォローアップ研修など新人看護師対象の講義時間もしっかり確保されており、とても働きやすい環境であると感じています。日々多くの観察、援助を行いますが、患者さんに今何が起きているのかアセスメントするためにも、メカニズムや解剖生理をもっとたくさん勉強しておけばよかったと思います。その度に「患者がみれてないね」と先生に言われた言葉がよぎり、たくさん勉強しています。「今日もあなたがいると嬉しいよ」と言ってくれる患者さんがたくさんいてくれるので、毎日笑顔で楽しく働けています。
社会人で積善会看護専門学校に入学し看護師になるまで学ぶことが多く、とても大変でした。実習や個別で先生方が頭の硬い私を、理解できるまで細かく指導してくれたおかげで、看護師になれたと思っています。学生生活は本当に大変で、先生もすごく厳しいこともありますが、実はすごく優しくて気づくように熱心に導いてくれているので安心して勉強してください。応援しています、頑張ってください。

<29期生 酒寄秀行> 現「小田原循環器病院 2F病棟勤務 看護師」

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