教育理念

本校では、法人の理念の下に人を思う真実の愛に根ざした看護を極めるため、明るく真面目に、精一杯努力しようとする人を育て、社会に送り出したいと願っています。

「看護」は豊かな人間性と暖かい手のぬくもりのある技術、そして専門的知識を必要とするやりがいのある専門職の一つです。専門職業人として社会のニーズに対応できるための素地として、Humanity-「思いやり」、Knowledge-「原理原則」、How to-「自主学習」の三つを身につけた『積善』の実践にふさわしい学生を育てていきたいと思っています。

 

併せて、人間存在の根源を見つめる中で、看護する者として自分自身のありようを吟味し、生涯学び続けていく姿勢を養っていけるよう手助けしたいと思っています。
法人名(公益財団法人積善会)は、中国の古典 五経の一、易経に由来しています。

積善の家には必ず余慶あり 積不善の家には必ず余殃あり
 (中略)
易に曰く、霜を履んで堅氷至ると けだし順なるを言えるなり

「積善」の歴史を持つ法人を母体とする看護学校として、人を思う真実の愛に根差した看護を究めるため、明るく真面目に、精一杯努力しようとする人を育て、社会に送り出したいと願っています。

学校長挨拶

 積善会看護専門学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は1958年に積善会准看護学校として設立し、30年間で500名にのぼる准看護師を育成し、社会に貢献してきました。しかし、社会の変化に伴い、より高度な保健医療が求められる中、現在の3年課程全日制の積善会看護専門学校を1989(平成元)年に開校しました。学校の理念は、その名のとおり「積善」が価値となっています。この学校の母体である積善会は、社会的弱者である精神を病む人々や障害を持つ人に対して積善を実践してきた歴史があります。学校では、「積善」を看護の中で具現化していくために、「思いやり」「原理原則」自主学習」の3つを身につけた「積善」の名にふさわしい学生を育てていきたいと考えています。
学生たちは相手を思いやる心とともに、何が看護の対象となる人にとって必要なのか、そのためには何を行えばよいのか、日々の学習の中で考え、しっかりと学び、体験(実習)の場で実践しながら確実に成長しています。
 また、本校では看護専門職としてのプロフェッションフッド(専門職の一員として個人に備わっている特質)の習得が様々な困難に立ち向かううえでも、看護師としての充実した人生を歩むうえでも重要と位置付けています。
 看護師としての資質を身につけ、看護師として働き続けられる人材を育成することは、教職員のやりがいや喜びにもつながるものです。
多くの卒業生は、卒業後も主体的に学び続け、それぞれの分野で力を発揮しています。その中には、母校となる本校の教員や学外講師、実習施設での指導者として、ともに学生の教育を担っていただいている方もいます。
 1学年35名定員という小規模校ならではのアットホーム感と、教職員の連携協働は人材育成に大きな力を発揮しています。

「誰かの役に立ちたい」「社会貢献したい」「豊かな人生にしたい」そんな思いをもって看護師を目指す方、ぜひ一緒に学びませんか。

沿 革

積善会看護専門学校は公益財団法人積善会の傘下にあります。

その公益財団法人積善会の母体である曽我病院は、昭和7年に精神障害者の“人権の保護と生活の質の向上、医療と福祉の谷間をなくしたユートピアの創設”という理念のもとに設立されました。

法人の理念のさらなる実現を目指していくには研究活動の推進や人材の育成が不可欠です。その一環として昭和33年に積善会准看護学校を設立。

30年間、500人にのぼる優れた准看護師を育成し、社会に貢献してきました。そして近年の保健医療をめぐる情勢の変化に対応するために全国でもいち早く平成元年に准看護学校から3年課程全日制の積善会看護専門学校に移行しました。

個性を尊重した個別教育をモットーに、21世紀を担うこころ豊かな看護師の育成を目指しています。

教育目的・目標

学校教育法及び保健師助産師看護師法の規定に基づき学生の人間的成長を促し、健康の保持・増進を任とする一専門職として社会のニーズに応え得る看護師の育成。

教育目標

  1. あらゆる人々の生命・人生を尊び、人としての権利を尊重して主体的に行動できる心豊かな人間性を養う。
  2. 多様な健康問題を持つ人間を統合的に理解し、健康の創造を目指して生活を支援できる看護実践能力の基礎を養う。
  3. 専門職業人としての自覚と責任をもち、生涯自己教育し続けていく姿勢を育成する。

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