生活と芸術発表会 35期生

 3月5日、生活と芸術の授業を締めくくる芸術発表会が行われました。この日は、学生たちが一年間学んできた芸術の成果を発表する大切な機会です。華道の発表では、学生が丹精込めて活けた美しい花々が展示されました。そして印象的だったのは、講師の先生が桜の花を用いて実演した花活けです。学生たちも先生と一緒に参加し、桜の優美さを生け花に映し出すことで、春の息吹を会場にもたらしました。音楽の発表では、エーデルワイスをはじめとする数々の歌がストーリー仕立てで披露されました。物語を通じて音楽の素晴らしさが伝わってくる素晴らしい発表となりました。陶芸の発表では、学生たちがろくろを使って作った茶碗や皿などの作品が展示されました。学生は自らの手で作品を創る喜びと奥深さを学んだことと思います。この芸術発表会を通じて、自らの感性を豊かにし、生活における芸術の価値を再認識することができました。また、将来の看護職としての視野を広げ、患者さんに対する思いやりや繊細な感性を磨く貴重な機会となりました。芸術を通じて学んだ感受性や創造力が、学生たちの看護観に深く根付き、豊かな人間性を育てることを願っています。

< 教員 K.H >

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